Ｍ１７　　いて座の散光星雲（オメガ星雲）

位置・特徴

　いて座とたて座とへび座のちょうど境界付近にあります。Ｍ１７を探す場合にはいて座の南斗六星の柄の先にあるμ星から北北東方向へ視野を移動していきます。付近は星雲や星団が多くてまぎらわしいですが、６等星とならんでいるのでＭ１７とわかるでしょう。
　この星雲はギリシャ文字のΩ（オメガ）の形に似ていることからオメガ星雲と呼ばれています。湖に浮かんだ白鳥のようにも見えることから白鳥星雲と呼ぶ人もいます。

※つるちゃんにはどう見てもオメガの形には見えません。白鳥星雲がマル。

双眼鏡での見え方

　双眼鏡でも比較的はっきりした大き目の楕円形の星雲状に見えます。

天体望遠鏡での見え方

　小望遠鏡でも観測できるよい対象です。白鳥が湖に浮かんでいるような形が結構はっきりとわかります。印象的な形をしているので興味深く眺めることができます。つるちゃんもこの星雲が好きで、機会があるごとに何度も見ています。