M20(三裂星雲)M20  いて座の散光星雲(三裂星雲)

メシエ
番号
NGC番号 愛称 星座 種類 赤経 赤緯 等級 視直径 大きさ
(光年)
距離
(光年)
M20 NGC6514 三裂星雲 いて座 散光星雲(HU領域) 18h02m.3 −23゜02’ 6.3 29’×27’ 18×17 2200



干潟星雲の北1.5度

位置・特徴

 いて座のμ星からたどってM8(干潟星雲)を見つけましょう。そこから北へ1.5度のところにM20、すなわち三裂星雲があります。その名から想像できるように、赤い星雲が暗黒星雲によって3つに引き裂かれた姿をしています。

双眼鏡での見え方

 上の表では明るさは6.3等となっていますが、それ以上にとても淡い印象です。実際には9等級くらいではないでしょうか。そんなわけで、双眼鏡でその姿を楽しむのは難しいように思います。

天体望遠鏡での見え方

 透明度の良い日に8cmくらいの望遠鏡で見ると、名前のとおり「三裂」の姿をとらえることができ、「三裂星雲」とうまく名づけたものだと感心させられます。しかし、これ以下の口径ではちょっと条件が悪いとその存在すらわからないかもしれません。

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