NGC7009 みずがめ座の惑星状星雲(土星状星雲)
メシエ 番号 |
NGC番号 | 愛称 | 星座 | 種類 | 赤経 | 赤緯 | 等級 | 視直径 | 大きさ (光年) |
距離 (光年) |
なし | NGC7009 | 土星状星雲 | みずがめ座 | 惑星状星雲 | 21h04m.2 | −11゜22’ | 8.0 | 44”×26” | 0.31×0.18 | 1430 |
位置・特徴
土星状星雲と呼ばれているNGC7009は、みずがめ座南西のはずれにあります。探すときはまず、みずがめ座ν星を探してこれを目印にします。ν星はみずがめ座β星、もしくはやぎ座θ星からたどります。上の図を参考にしてください。そしてNGC7009はν星の約1.4度だけ西にありますので見当をつけてください。
この惑星状星雲はウィリアム・ハーシェルによって発見されましたが、写真で見ると丸い星雲から突起物が出ており、土星の環のように見えることから「土星状星雲」と呼ばれています。
双眼鏡での見え方
星雲自体は8等級ですから、双眼鏡でも見えるはずです。しかし、大きさが小さいので星雲は恒星状に見え、位置がしっかりわかっていないと判別するのは難しいと思います。
天体望遠鏡での見え方
土星のような形に見るのは小望遠鏡では無理です。しかし、倍率を少し高くして100倍以上にすると、星雲が楕円型をしていることがわかります。